ASTER JAZZ [名古屋ジャズ]
先日も仲野麻紀さんというサックス奏者と共演されたばかり。
先日、藤井さんから名古屋の無料配布の雑誌(といっても小冊子ですが・・・)を見せていただきました。
なぜかというと、ASTERのマスター・橋本さんのインタビュー記事が掲載されていたからです。
私も話には聞いていましたが、詳しく知ってびっくり。
藤井さんが出演される機会が来たら、逃さず行かないといけませんね。
それくらいマスターの存在が意味深く、そのおかげでお店が歴史のある「場」になっているような気がします。
以下、”Tankyu(タンキュー)4月号”の”ASTER JAZZ・・橋本常雄の温故知新”から抜粋・転載します。
(文責は管理人にあります。)
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(プロローグ)世の中にはその時代ごとにいい音楽ある。古くても新しくても、いいものはいい。ジャズは古くからある音楽だけど、その楽しさを伝えられたらいいね。(橋本さん談 以下「」内は橋本さんの言葉です。)
(本文)・・・マスターの話を聞くだけでジャズの世界の多彩さ、奥深さが伝わってくるような気がするから不思議だ。さらに「古い昔のジャズだけがジャズじゃないよ、ロッド・スチュアートやボズ・スキャッグスだって聴くし、美空ひばりも好きだよ」うーん、恐るべし。
・・・そういうわけで今回のテーマは<セロニアス・モンク>。
・・・「今聴くと格好いいんだけど。当時、不協和音の感じがよくわからなかったけどねえ。」
・・・でも、最近のミュージシャンに比べると、モンクはスウィングしているのでは?
「そう、そうなんだよ。やっぱりジャズはスウィングしていないとね。フォービートできっちりスウィングしてこそジャズだな、うん。」
・・・そうしてモンクはアスターにやってきた。
「店に来てもモンクはただ黙っているんだ。そしてカウンターに座って、ストレートでクイって一気にウィスキーを飲み干す。そしてまた無言でグラスを指し、もう一杯と合図する。そしてまた一気。あの日は3・4杯ほど飲んだかな。」
・・・モンクはピアニストながら、ステージでもよくぐるぐるまわって踊っていたそうですね。
「店でもぐるぐるまわっていたよ。まわるのが好きみたい(笑)」
モンクと、若き日のマスターが一緒に写っている写真がある。写真の中には、なぜか店の椅子を持っているモンクの姿。
「座っていた椅子を気に入ったらしく、撮影するとき椅子を持って構えるから、可笑しくてみんなが笑って写っているんだ。」
「モンクは奥さんがいないと何もできないんだ。彼女は彼のマネージャーでもあるんだよ。モンクはもう亡くなっちゃったけど、奥さんは亡くなったとは聞いていない。だから、写真を持って会いに行きたいんだけどね。」
この写真は1963年頃のもの。今から46年前だ。
最後に、マスターは「モンクがきたとき、モンクの曲はかけなかったなあ・・・」とつぶやいて、モンクス・ドリームをかけてくれた。(了)
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マスターの写真、かっこいいですよ。
アスター自体は1957年開業だそうで、大老舗。
やっぱり行かなくちゃねえ、お話にならないですよねえ。
そして、橋本マスターとお話ししてみないと。
これが管理人の感想です。(笑)
今朝 橋本さんは天国に行かれました。
by いくちゃん (2015-01-29 20:25)
沒有醫生的處方
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